3月のプロレス観戦の思い出2。ドクタールーサーが来た!

今日で3月も終りですね、その月の過去のプロレス観戦を振り返るブログ3月の二回目です。

1992年3月22日にFMW上田大会を観戦しました、この時FMWの観戦は通算3回目でした。例によって詳細は不明ですが、この上田大会はかなり強烈な印象が残っています。

試合前入り待ちをしていると一台車が来たのです。確かタクシーだったような気がします。中から二人の外人選手が降りてきました、慌てて近づくとなんとも異様な雰囲気が。一人が体を抑えもう一人をなだめるように歩き出したのです。目つきがおかしく、体は拘束具で縛られていました。そして指先は何故かUWFレフェリーの出すシューティングサイン状態。なんじゃこれはと。ここからもうプロレスは始まっていたのです、それを見ているのはほんの数人なのに。

後々この選手の正体がわかります、その当時公開されていた映画"羊たちの沈黙"に登場する、ハンニバルレクター博士をモチーフにしたドクタールーサー選手でした。試合中もヨダレをたらすなど気味の悪い徹底したキャラ作りに私はただ驚くばかりでした。

少し調べてみました、物置を探すと週刊プロレス92年4/7号が奇跡的に発見されました。"FMW闘いの陣!"開幕戦、埼玉深谷市民体育館をカラー2Pにわたり掲載していました。残念ながら締め切りの都合で掲載はこの一日限り、上田大会は翌週号となったみたいです。しかし翌週号は発見できませんでした。

そしてこのドクタールーサーはこのシリーズに初登場したみたいです。「ドクタールーサーは本当にアブナイ!?」のタイトルで紹介記事がありました。ちなみにこの開幕戦では雁の助と当たり勝利しています。

更にネットで調べると翌日は群馬水戸市民体育館、そして22日上田市民体育館となります。ドクタールーサーは参戦3日目の上田登場でした。

ドクタールーサー、とにかく気味が悪かったのですが、もう一度見たいレスラーの一人です。

闘いの陣!第三戦 上田市民体育館 試合開始13時 観衆3616人超満員

1/15 ミスター雁之助〇対中川浩二 (8分1秒方えび固め)

1/20 松田久美子〇対岩見敬子 (13分29秒回転同締め固め)

1/20 森松由紀〇対中村理恵 (8分47秒原爆固め

1/30 タッグマッチ ジンギスカン〇、ドクタールーサー対シューター、A・ウルトラ× (18分33秒体固め)

1/30 6人タッグマッチ 前泊よしか、土屋恵利子、コンバット豊田〇対鍋野ユキエ、工藤めぐみ、里美和× (18分01秒えび固め)

1/30 ターザン後藤〇対リッキーフジ (13分19秒片えび固め)

無制限 ストリートファイトタッグマッチ サンボ浅子〇、大仁田厚対ホーレスボーダー×、ビッグタイトン (11分45秒片えび固め)