古い日記みたいな。

私の高校時代の恩師は3年間クラス通信を発行し続けました。当時はPCなど当然無く、いわゆる"ガリバン"ってやつです。お知らせや、先生の感じた事、テスト結果の順位発表(上位者のみ)等々内容は豊富でした。古典の教師だったので文章は得意分野なんです。この行為はそれ以前もその後のクラスでも行ったみたいです。

若い頃在籍した会社の社長の娘がこの先生に高校時代を受け持ってもらったみたいです、その時もやはりクラス通信を発行していたと聞きました。この子は小学生の頃から知っていましたが、高校で同じ先生に指導を受け、その後保母さんになり初めて担任した保育園に私の姪がいました。縁とはあるものですね。

そのクラス通信の一部が出てきました、高三の後半頃の物でした。まだ何処かに大量に保存してあるはずです。クラス通信には就職内定者の勤務予定先が書いてあり、その後に先生の感想が書いてありました。このクラスは男子全員と女子の殆どがベルトコンベアの仕事でなく実力が物を言う世界に飛び込んでいく、がんばれとエールを送っています。

別の日の物を見ますと、文化祭で私が接待係を黙々とこなしていた事も書いてありました。殆ど記憶にないんですが、感慨深いものがありますね。当時は軽く読み流したと思うのですが、今となってはなんか古い日記を読むようなワクワク感があります。