破壊王橋本真也の旅立ちから10年、そして友の。
今日は破壊王橋本真也の命日であり、亡くなって10年の日です、享年40歳。仏教では回忌で故人を偲びますが、10年の今日は感慨深い物があります。橋本は私と同じ昭和40年生まれであり、生きていたら今年50歳です。プロレス界でも大きな影響を与えられる位置に到達していた時の訃報でした。彼がもっと生きていればプロレス界もまた違った展開があったと思うと残念さが増します。
実は同じ年、私の高校時代の友が、やはり40歳で自らの命を絶ちました。彼は歴史上の人物に憧れ、自分は40歳で旅立つと常に言っていたらしいのです。それはまぁ本心ではないと思いますが、日本は古くから言霊という事をおもんじます。言葉に出した事は現実化するのです。
彼は少しの狂いが元で大きく人生を変えてしまい、その結果の決断でした。
高校時代の友は私の大切な財産で、彼もその1人であり、年を取った時お互いに助け合う間柄と確信していたのに残念な結果となってしまいました。
私が大好きな浜田省吾、旅立った友とも飲みに行きカラオケで沢山の曲を歌いました。その浜田省吾の誰がために鐘はなる"というアルバムの一番最初に"MY OLD 50'GUITAR"と言う曲があります。
歌詞は
40回目の誕生日に
自分のい頭撃ちぬく奴は
40歳でこの世を去った人を表現しているように思えます。
そして意味は違い偶然ですが、タイトルに50と言う数字があります。
正直友が旅立った後この曲を聞くのは辛いから聞いていません。
そして当時車の中でよく聞いていた仮面ライダー響鬼OPとED曲。音楽的にも好きでしたがこれも聞けないですね。
この2曲を聞くと今でも納得できない、不条理な思いが入り混じり、悲しくなるのです。