新幹線焼身自殺の報道、自己顕示欲の強い人だって。

昨日の新幹線焼身自殺の報道であるテレビのコメンテーターが、この犯人(ある意味)に対して自身の専門的意見を述べていました。普通この手の自殺は人目に付かない所でやる物、あえて人目につく新幹線の中で実行したこの人物は自己顕示欲の強い人、そして英雄願望のある人ではないかと分析していました。そしてそういう人は日常生活で評価されない人が多いとも解説していました。

自己顕示欲の強い人、そんな人かつていたな。以前関わった職場に。それはその職場の責任者でもある係長です。50代後半の人ですが、最初はパートで入りその後専務に上手く取り入り、その地位を手にいれました。私が本人から直接聞いたのは昔大手企業の総務課に勤務していて、病気で休業し職場復帰したらもう居場所がなくなっていて、普通の工員に配置転換されてしまい、退職したみたいです。そしてその職場へ来たと。まぁ彼は性格上沢山の敵を作るので当然の結果かなとも思いましたけど。

私は彼が以前の職場でなし得なかった事を実行しているんだと見ていました。彼は自身の勝手な解釈で職場内の人事を頻繁に替えていました。早いと一ヶ月とか、基本三ヶ月とかのスパンだったと思います。慣れたころやられるのでたまったものではありませんでした。人を見る目がなく自身の価値観や取り巻きの言い分を真実とはき違え、職場を権力で掻き回していました。彼は職場で自分の理想の体制を作り上げ、会社に意見できる地位を狙っていたのです。手段は選びません、朝一番の時間指定の仕事が毎日決まってあるのに、朝礼を自分の自己顕示欲の表現場所として毎日利用し、15分の物が30分超える事はざらにありました。そしてその分仕事の時間が減り、手を抜かざるを得なくなるか、あるいは担当者が昼休み返上で穴うめをしてしのいでいたのです。また朝礼は個人攻撃が日常茶飯事でした。それがいやで辞めてしまった若い子や、私の大切な仲間も毎日これじゃあねと去っていったのです。彼は自分の意にそぐわない物を左遷させたり、合法的に退職させたりしました。私もその一人です、私が職場を去る事が決まり、その一週間前に同じ場所で仕事をしていたおばさんが突然同じ日に退職すると言い出したりして、その前後で左遷も含め5人が職場を去ったのです。ただでさえ人手不足の職場からそれだけ抜けて困るのは残った同僚達です。私も複雑な気分でした。私が去った後私の仲間が辞めると言い出し、それを私が裏で糸を引いていると大騒ぎしていたそうです。事実とは違うのに、妄想して自分を正当化したかったのかもしれません。

私がその職場を去り一年後くらいでしょうか、以前の同僚から連絡があり係長が退職した事を知りました。なんでも平に戻され、それが気にいらずの退職みたいでした。彼について副社長は、お前は何人も辞めさせておいて、人が足りない、足りないと騒いでいる。こう切り捨てたそうです。これが彼の最終評価でした。まさに日常生活で評価されない人でした。

で私は言いたい、自分の気まぐれで沢山の人を辞めさせておいてあんたは辞めちゃだめだろ、しかも自分から。

今は上下関係も無くなったので、もし何処かで会ったらそう言ってやりたい。

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