複雑な思いの中で。

我が家の新聞は私が子供の頃からずっと信濃毎日新聞です。社説など一面に近い記事は地方新聞にありがちな偏向、左寄りなので反面教師的にとらえ、軽く読み流します。でもローカルネタはやはり地元紙です、大手のローカル版よりははるかに良いと思います。そして一番の魅力はおくやみ欄でしょうか、県下全域をカバーして掲載しています。と言っても近隣市町村しか見ません、その他の市町村を見る時は極端に若い人や長寿者がお亡くなりになった時です。

今朝地元のおくやみ欄を見ていて目が止まりました、それは40代後半の男性でした。見覚え(聞き覚え)のある名前が載っていたのです。弟が高校時代からお世話になっていた先輩じゃないのかと思いました。私は殆ど面識はないのですが、年代や会社社長などプロフィールも似ています。早速義理の妹へ確認のメールを入れました。昼休みに電話があり、私の感は的中してしまいました。その人は弟の先輩ではなく同級生で、奥さんが義理の妹の高校時代の後輩らしいのです、通夜にも顔をだして来たと言っていました。もし弟が生きていたらかなり驚いたでしょう、しかし弟は4年前にもう他界しています。また4年前の弟の死にこの友人が驚いた事も想像がつきます。

また一人若い人が志半ばで旅立ってしまった...。

親、兄弟、家族を残して。

今日一日複雑な思いで過ごしました。

弟がお世話になったSさんのご冥福を心からお祈りします。