ローメン、足並みが揃わない伊那市の飲食店。

高遠城址公園のフードゾーンに足を踏み入れて直ぐあるのぼりが目につきました。

ローメンまんと書いてあります。アチャーまたゆるきゃら作ったかと思いました。てっきりローメンを宣伝するゆるきゃらかと思ったのですが、良く見るとこのローメンまん、あんまんや肉まんみたいな食べ物で饅頭の具がローメンになっている物でした。鉄腕ダッシュで紹介されたとも書いてあります。鉄腕ダッシュ見ていないしな~と思いながら素通りしました。

ローメン伊那市の名物、蒸し麺を焼きそばみたいにマトン、キャベツ等と炒めた食べ物です。基本食す人がお好みで味付けするのがルールです。かつてはB級グルメコンテストにも出場していましたが、万人受けの味付けをしてしまうとローメンではなくなるような気もします。

このローメンのキャラクターは初代のうまかろーを初め、ロメンくんと最新の名前不明の兄弟?と3つも存在するのです。そしてローメンの団体もローメンズクラブ、伊那ローメンファン倶楽部、伊那ローメンZUKUラブと3つあり、我々市民でもよくわからなく混同してしまいます。

この地域にはもう一つソースカツ丼なる食べ物があります。他地域でカツ丼と言えば卵とじですが、ここでは丼にご飯、キャベツの千切りを載せて、頂上にかつ。そして甘辛のソースをかけるのです。我が伊那市にも髭のとんかつや、人生にカツ丼など昔から市民に親しまれてきました。しかし隣の駒ヶ根市に元祖の店があるとの理由と、先に言った者勝ちで名物として宣伝され、既成事実を作られた苦い経験があります。

他にも伊那餃子とか言い餃子を名物にしようとしたり、まぁこれも現在進行形なんですけど。何をやっても中途半端であまり認知もされないイメージがあるのです。商工会議所や地域の飲食業の皆さんもがんばっているとは思うんですけど、なんか全てが空回りみたいな。

家に戻りローメンまんを調べてみると驚き、鉄腕ダッシュで紹介されたのは2006年の1月でした。と言う事は2005年にはもう存在していた事になります。10年以上前からあったんですね、ほんと知りませんでした。(笑)