新人バスガイドさん達。

近所に伊那バスの女子寮があります。そこでバスガイドさん達が寮生活をしているのですが、なぜ実家でなく寮になるのかは良くわかりません、謎ですね。

そして春先になると新人のガイドさんが目につくようになります、寮から会社へ、またその逆もあります。

なぜ新人ってわかるかと言うと集団で歩いている(かなり目立つ)のとフレッシュなオーラを発しているからです。買い物に向かう車の窓ごしに見かけると、ああ春だなと感じるのです。

私がまだ20代前半の頃、社長の代わりに組合の旅行に参加した事がありました。

確か名古屋方面に出かけたと思います。

あちこち回ったのですが、その時に出会ったバスガイドさんが今でも忘れられません。

あぁでも名前は忘れたかぁ。

そのガイドさんが自己紹介の時に発した言葉が凄かったのです。

「私は研修を終え、今日が初めてのガイドとなります、皆さんラッキーですね」

こんな感じの事を微笑みながら言いました。

ドッカーン!

もうつかみはOKって感じ、その後は全て彼女のペースとなり、新人とは思えない立ち回り、我々客の心をがっちりつかみ楽しいバス旅行となりました。

計算してやったのか、素でそうだったのか、いずれにせよ恐るべき新人でした。

中学校の修学旅行時の新人バスガイドは、「柿くえば」と言ったはいいけどその後を忘れてしまい、苦笑いしながら担任が助け舟をだしました。

そこ忘れるかと思いましたが、緊張していたんでしょうね。普通はこうなるでしょう。

対極的な二人のバスガイドさん、現役なら二人共もう大ベテランです。また会いたいですね、まぁ無理か(笑)