三沢対小橋、’95チャンピオンカーニバル松本大会の衝撃!

今から20年前の今日全日本プロレス'95チャンピオンカーニバル松本大会が開催されました。前年松本で同シリーズがあり、三沢対小橋戦が行なわれる予定でしたが、三沢の負傷欠場で実現しませんでした。この日ファン第一に考える馬場さんは全く同じカードを一年後に再び提供してくれたのです。

 

以前の記事でも書きましたが、馬場さんの松本に対する愛情ははんぱないです、それはロッキー羽田氏への思いなのでしょう。そのカード三沢対小橋、はっきり言ってこれ都会の大会場用のカードです、他団体の地方ではありえない計らいです。

 

アニメ明日のジョー2で「歌舞伎も通は2階で見るものだ」と言う台詞がありました、私はこれにならいプロレスも2階で観戦する事が結構あります。その方が全体を見渡せますから。この松本大会も2階で観戦しました。細かい部分はもう忘れてしまっていますが、この日のメイン三沢対小橋は驚きの結果となりました。二人共死闘を尽くし、最後もうこれしかないだろうと三沢が出した技が凄かったのです。それはタイガースープレックス85でした。その日から遡る事10年前小林邦明に奪われたジュニアのベルト取り返すべく放った技、それ以降一度も出していなかった技でした。タイガー時代の技で三沢光晴としては初公開です。遠くから見ていた事と周りで騒ぐ人がいなかったので、見間違いかと思いましたが、それはれっきとした事実でした。

 

 

20年経ち全日本プロレスは以前とは違う団体になってしまいましたが、この年1995年に松本で生まれた魂が2015年の全日本プロレスで地元凱旋初試合となりました。それが青柳優馬です!やはり松本と全日本プロレスは繋がっているんだそう思わずにはいられません。