ケーブルテレビ、君は生きのびる事ができるか。

地元ケーブルテレビ局が必死です、今日もケーブルプラス電話のチラシが入ってきました。最近多いですこのチラシ。裏面は安いネット環境もあるよ!みたいな内容です。じゃぁ12M止めて1Mにしようか悩んだりして(笑)

最大の売りであった東京キー局の地デジ再送信が昨年終了しました。

長野県では長野朝日放送の開局以来、加入者はケーブルテレビの存在を疑問視していました。

元々長野県は民放が2局しかなく、1980年にテレビ信州が開局しました。日本テレビ50テレビ朝日50のいわゆるクロスネットというものです。50%づつなのでこの時点でも完全な放送では有りませんでしたが、幸いながらプロレスは新日本、全日本両団体共放送されていました。クロスネットは曜日や時間帯で放送されない番組が出てしまいますが、火曜日のギブアップまで待てないや、土曜日19時ゴールデンの全日本は同時ネットだったんです。

民放で視聴できない番組が多い県だった為県内にケーブルテレビ局がどんどん増えていきます、INCを除く殆どの局は東京キー局の再送信をしてきました。

そして1991年長野朝日放送の開局でテレビ信州は完全な日本テレビ系列になり、この時点でキー局の系列局は県内にほぼ開局した事になります。しかし関東ローカルの深夜番組やテレビ東京は系列局がない事と一部CSチャンネルを基本料金内で放送していたので需要はあったのです。私もガオラを好んで視聴しガイアジャパンはこのチャンネルで存在を知り後楽園ホールの昼興行には何回か行きました。

時代が流れテレビはデジタル放送となります、これを機にそれまで野放しだったキー局再送信の見直しがかけられました、それを売りにしてきた県内ケーブル局は大打撃です。話し合いの結果昨年7月まででキー局再送信(テレ東除く)は終了となりました。そしてデジタル化に伴いCS放送も別料金扱いになり、我々視聴者はテレ東とBSの為に月2500円を払う、あまり意味のない契約状態となっていました。地デジもBSも本来は無料で視聴できるものですよね。

私も20年以上利用してきましたが、そろそろで潮時です。

いいかげん、"ずく"出して屋根に上りアンテナ建てます。