思えば遠くへ来たもんだ 高遠編

1981年(昭和56年)3月17日にTVドラマ"思えば遠くへ来たもんだ"が放送されました。"思えば遠くへ来たもんだ"と言えば武田鉄矢ですが、彼の映画ではないんですよ、TVドラマなんです。主役の青田喜三郎を演じたのは古谷一行です。舞台は私の第二の故郷高遠です。

私が高校時代この番組のロケが高遠でありました、JRバス高遠駅舎あたりで前方を歩いていた女子高生が誰かに何かを尋ねられていました、尋ねていたのが古谷一行さんです。いきなり現れたので私も驚きました、彼の印象は青白い顔をしていたなぁです。

この番は高遠町(当時)でロケをしていましたが、舞台となった学校は残念ながら高遠高校ではなく高遠中学校でした。まぁ公園近くのあの狭い敷地の学校ではロケ地としては不向きなのもわかりますが(笑)

番組冒頭で昔の伊那市駅やゲタ電と呼ばれていた電車が登場します。今見ると30年以上前の風景は懐かしくてしかたありません。今はもうない駅前のパチンコ屋の看板が違ったり、黄色の公衆電話もあったり、バンビなる地下のお店の看板もあります。

もちろん昔の高遠町の風景も見所です。

内容は皆さん映画でもご存知なんでふれませんが、役者の皆さんも最高ですね!

主役の古谷一行さんをはじめ、池上季実子さん、森下愛子さん、斉藤とも子さん綺麗どころが揃います。男性陣も今は笑点の座布団運びの山田隆夫さん、山田さんが脱退した後ずうとるびに入った池田善彦さん、いいとも青年隊に入る前の久保田篤さん。そしてデビューしたての時任三郎さん。時任さんはまだ10代。当時教室後ろの黒板の日程表に2月4日時任三郎さんの誕生日とクラスの女子が書いていました。とうぜん時任三郎の読み方はわかりませんでしたけど。

因みに全3話のこの番組、私のビデオで2話まで現存しています、最終回だけ今発見できていません。特に問題はないと思うのでそのうちCSで放送されるのではないでしょうか。