伊那市ふるさと大使大根田勝美氏

2年前の3月11日に伊那市ふるさと大使大根田勝美氏が地元の書店に来店し自身の新本販売とサとイン会をしました。戦争の為長野県伊那市(当時伊那町)に疎開し、中学卒業後地元優良企業オリンパスに入社します。彼の姉が先に入社していたこともあって補欠採用されたみたいです。その後独学で英語を勉強し、それが認められ海外勤務となり営業基盤を築きますが、学歴の壁にぶつかり退社してしまいます。そしてフリーとなりオリンパスの製品を売りまくり、億万長者へと上りつめます。その後オリンパスと袂を分かった後も努力で巨額の資産を築くのです。

私が書店に着いた時新刊本は売り切れていたので既刊本を買いサインを入れて頂きました。大根田さんの近くに行くと不思議と嬉しくなり、ワクワクしてきました。自分の番が来て、「こんにちは」と挨拶すると、にこにこと微笑んでくれました。その笑顔に彼の人間性、オーラを感じました。大金持ちなのにけして偉ぶる事のないそんな良い印象を受けました。営業で財を築いたからこそ印象を大切にしているのでしょうね。

私もこのオリンパス伊那事業場で仕事をした事があり、その時感じた事や企業に関わる人の人間性等、考えさせられる体験をしたのでこの本は、ああなるほどこの企業ならそれはありえる展開だと興味深く読んだ記憶があります。

またチャンスの神様の話は共感でき好きです、実行できたら人生変わるだろうな。

再びこの本を読み返したいと思います。