河川清掃に思う、地域の行方。

今日は市内の一斉河川清掃日でした、前日からの雨の影響もあり側溝の清掃は思いのほか早く終了してしましました。地域の清掃はある意味義務で、出不足の場合には千円を支払う決まりになっています。しかしながら隣組に加入しない人にはその義務は発生しません。また敷地が違う所に息子や親が住んでいるにも関わらずどちらかが加入して済ませる人もいます。町内費や区費や寄付も半ば強制的に集めるので不公平感があります。基本的に隣組に加入しない人はゴミステーションの利用ができないはずですが、加入しない神経が図太い人はそれもお構い無しに利用するでしょう。

この地域は最近人口が増えてきましたが、平行して高齢化の問題も出てきています。私の隣組も例外ではありません、家族が核家族化してきて長男が別居している家も数件あります。このまま進めば隣組の維持も難しくなるかもしれません。ある高齢の方はもう組長をする事ができないと宣言してしまったそうです。毎月の集金、そして会合、年末の帳簿の完成など高齢者には無理なのも仕方がありません。かといって若い人だけで組を回すのも大変です。そろそろ新しい仕組みをつくる必要があるのかもしれません。障子を開ければ顔馴染み、回して頂戴回覧板なんてもう通用しない時代なのかもしれません。