一つの思い出で

昨年はアナと雪の女王が大人気でした。子供から大人まで夢中になったみたいです。

私も昔は毎月アニメージュやジアニメ、アニメック、OUT等買いあさる程のアニオタでしたが、最近のアニメはどうも好きになれません。まぁいい年のおっさんなんで卒業してて当たり前なんですが、今でも昭和のアニメにはときめきます。

セルアニメというか、原画マンによって絵柄が変る昭和アニメが好きなんです、で最近の3Dとかは綺麗なんですけどどうもね。

学生時代はまだビデオも普及していない時代で、アニメはリアルタイムで見るのが当たり前の時代でした。

地元民放は2局しかなく、田舎では夕方がアニメの黄金時間帯でした。

通学をバスでしていたので、乗り遅れるともう物理的に見れなくなるのです、もう必死でした(笑)最終手段で町の小さな電気屋に入り見せてもらった事もありました。

ある日最初から自宅で見る事が不可能とわかっていた時があり、親戚の家に寄り見る事にして、連絡をしておきました。それなのに見事に乗り遅れたのです。親戚の家に着いた時は番組終了5分前でした。

一本乗り遅れたバスの中で腕をながめ、絶対無理な発想だけどこの腕時計にテレビ機能が付いていたらいいのにな、と考えたのです。しかしあくまでも空想の話として。

科学の進歩は凄い!ある時期にそれは実現してしまいました、その昔は想像すらしなかった電話、携帯電話にテレビが付くと言う形で。

今ではそんな携帯もガラケーとか呼ばれ、古い物になってしまいました。

おじさんはまだガラケーを使っています、学生時代の腕時計はもう動きません、部品もなく修理もできないのです。

一つの思い出です。